岐阜県のとても小さなまち「富加町」移住・定住応援サイト

とみかで暮らす人

富加町で生まれ育った人、移住した人。
このまちで暮らすご家族に、お話を伺いました。

ログハウスが映える里山のロケーションに惹かれて、富加町への移住を決めました。

加藤さんファミリー/2018年にとみかに移住/家族構成 ご主人、奥様、お子様1人

富加町に移住したきっかけを教えてください

私たちは20歳のときにスノーボード仲間として知り合い、5年間の交際を経て結婚しました。付き合っているときからずっと、自然に囲まれたログハウスに住むのが夢だったので、結婚とほぼ同時に、お互いの実家がある中濃エリアで土地探しをすることに。そして出合ったのが、小高い山の裾にあるこの土地だったんです。ログハウスが映えるのどかな里山のロケーションを見たらもう、「ここしかない!」と。まさにひと目ぼれでした。車で5分も走ればスーパーやコンビニがあって、便利なところも気に入ったポイントです。(ご主人)

家づくりでこだわったのはどんなところですか?

「建てるならここで」と決めていたログハウス専門ビルダーさんに依頼して、建築中は主人の実家にお世話になりました。土地の農地転用手続きなどに思いのほか時間がかかり、その間に長男が誕生。仮住まいのつもりが、結果的に1年半も住まわせてもらったのですが、慣れない子育てを義父母が全面的にサポートしてくれて、とても心強かったです。
家づくりでこだわったのは、やはりログハウスならではのスローライフを満喫したいということ。丸太の温もりや香りに包まれながらハンモックに揺られたり、冬は薪ストーブで暖をとったり。手作りで自分たちらしさも出したくて、造作家具やエクステリアはDIYにチャンレジすることにしました。時間や手間はかかるのですが、お金では買えない豊かな暮らしにいま、幸せを感じます。(奥様)

富加町のいいところ

まだ引っ越してきて半年あまりなのですが、子育て支援が充実している印象です。実は、息子は生まれつき、発達がゆっくりめ。日々のケアや療育など、悩みは尽きませんが、親身に相談に乗ってくださる保健師さんの存在に支えられています。その保健師さんのすすめで、町が主催している「あゆみ教室」に通い始めました。教室では、ベテラン保育士さんでもある先生が「これからのこと、一緒に考えていきましょうね」と言ってくださり、とてもうれしかったです。また、「あゆみ教室 親の会」にも参加しています。それまで、他のお子さんと比べてしまうことが怖かったり、つらかったりして、外に出ることがなかなかできなかったのですが、個性豊かな子どもを育てるお母さん方とお話をしたら、「悩んでいるのは私だけじゃないんだ」と思えて、元気をもらいました。それから、チャイルドシートの購入補助や、小中学校の入学祝などの経済的な支援があるのもありがたいですよね。子育て世代にやさしいまちだと思います。(奥様)

これからの暮らし

いま玄関まわりをDIYで作っているので、それが一段落したら庭づくりに取りかかる予定です。芝生を敷いて、友人や家族とバーベキューを楽しみたいし、ゆくゆくは家庭菜園も…と、夢はふくらむばかり。憧れだったログハウスで一つひとつ夢を叶えながら、息子のペースで進む成長を大らかに見守っていこうと夫婦で話しています。
今後、町内行事やお祭りに積極的に参加して、地元の方々とのつながりも大切にしていきたいですね。縁のあったこの地に溶け込み、しっかりと根を張って暮らすこと。そして、楽しく、丁寧に人生を歩んでいけたらいいなと思います。(ご主人)

※ページ内の情報は2020年1月公開時点のものです。