岐阜県のとても小さなまち「富加町」移住・定住応援サイト

とみかで暮らす人

富加町で生まれ育った人、移住した人。
このまちで暮らすご家族に、お話を伺いました。

豊かな自然と便利さが溶け合うこのまちで、カフェを開く夢を叶えました。

多々羅さんファミリー/2016年にとみかに移住/家族構成 ご主人、奥様、お子様3人

富加町に移住したきっかけを教えてください

私たち夫婦は結婚当初から、お互いの夢や希望を盛り込んだライフプランを作っていました。もちろん、人生はなかなか思い通りにいかないのですが(笑)、「子どもが高学年になるまでにマイホームを建てて、その隣にカフェを開く」というのは、大切なプランのひとつだったんです。だから、時間をかけて自分たちの理想に合う土地や工務店さんを探しました。
富加町を選んだ決め手は、豊かな自然に囲まれながらも、田舎すぎない「ちょうどよさ」。幹線・高速道路へのアクセスが良いので、夫の通勤をはじめ、どこへ行くにも便利です。町内にスーパーやドラッグストア、コンビニ、道の駅があって、日々の買い物にも困りません。そして何より、美しい山並みと田園風景が目の前に広がるこの場所でカフェができたらいいよね、と夫婦の意見が一致しました。(ご主人)

現在の暮らしはいかがですか?

現在の暮らしはいかがですか?

無垢の木や漆喰などの自然素材で注文住宅を建ててくれる魅力的な工務店さんとの出会いにも恵まれ、まず2016年4月に自宅を建てて家族5人で移住。その後、カフェの準備を段階的に進めて、2019年5月に「りんごのたね」をオープンしました。いま、念願だったカフェオーナーになって半年が経ちます。店名の通り、長野県の契約農家から取り寄せるりんごを使ったケーキを常時3種類お出ししているので、メニューを考えたり、仕込みをしたりと、営業時間外にも仕事がたくさんありますし、家事との両立で、体力的に大変さを感じることも少なくありません。でも、お客様に「おいしかったわ」「いいお店だね」などと言っていただけると、とても幸せな気持ちになります。それに、主人や子どもたちが積極的にサポートしてくれるので、助かっていますね。カフェを開いたことで忙しくなりましたが、その分、家族の絆がより深まったように思います。(奥様)

富加町のいいところ

実際に暮らしてみて、豊かな自然と便利さが程よく溶け合う環境だけでなく、親しくご近所付き合いができるのも富加町の魅力だと感じています。いま住んでいる地域は、私たちと同じようにマイホームを建てた子育て世代が多いので、子どもたちもお友だちと外遊びをしたり、お互いの家を行き来したりして楽しそう。おかげさまで、のびのびと活発で元気な3人姉妹に育っています。子どもたちを通じて仲良くなったママ友がカフェに遊びに来てくださることも。今後、この空間がみなさんにとって、新たな出会いや交流が生まれる場所になったらうれしいですね。地域で長く愛されるお店にしていきたいです。(奥様)

移住を考えている人へ

富加町は、周辺の関市や美濃加茂市などと比べると規模が小さく、移住先としてはそれほどメジャーな存在ではないかもしれません。私たちも土地探しを始めた段階では候補に入っていませんでした。でも、調べてみると、生活に必要なものがちょうど良い距離感で揃う、コンパクトで自然豊かな魅力いっぱいのまちだとわかりました。これからは、そんな富加町にさらにたくさんの人が住みたくなるように、住民のひとりとして少しでも力になれたらと思います。そして、妻が切り盛りする「りんごのたね」を陰ながらサポートし続けたいと思います。(ご主人)

※ページ内の情報は2020年1月公開時点のものです。