このまちで暮らすご家族に、お話を伺いました。
大学時代にアルバイト先で知り合った主人と結婚し、愛知県内の市街地に住んでいましたが、私自身がもともと田舎まちの出身ということもあり、自然を身近に感じながら暮らしたいという気持ちがありました。その気持ちが大きくなったのは、長男が生まれてマイホームの建築を考えるようになってから。野山や川で泥んこになって遊んだり、薪割りをしたり、家の中にいてものどかな景色を眺められたりしたら、どんなに幸せだろう。そんな暮らしがしたいと。主人も私と同じ気持ちだったので、美しい里山風景にひと目惚れした土地のある富加町への移住を決意しました。(奥様)
富加町に引っ越してから長女、次男も生まれ、里山を借景にした住まいで家族5人の田舎暮らしを満喫しています。共働きで平日は慌ただしいのですが、家に着くと、空気の匂いや山並みに心が休まりますね。休日は家族で散歩に出かけたり、近くの川で水遊びをしたり、庭の手入れや薪割りをしたりと、外で過ごすことがほとんど。移住前にイメージしていた理想の生活にかなり近いかもしれません。私たちが暮らす地域は、昔ながらの人と人のつながりを大切にしているところで、伝統的な祭事や消防団の会合、里山の景観を維持するための清掃など、行事もいろいろとあります。こうした活動は大変な面もありますが、幅広い年齢層の方々とふれあえて楽しいですし、いざという時に助け合えるという安心感がありますね。自然と人の温かさに恵まれたこの環境で、子どもたちには人生において大切なたくさんのことを学んでほしいですし、私たち親もお手本となるような生き方をしていきたいなと思っています。(ご主人)
季節の移り変わりを五感で味わい、時間がゆったり流れていくようなシンプルな暮らしが送れる一方で、車を少し走らせればまちの便利さも享受できる、そんなちょうどいいバランスが富加町の一番の魅力だと思います。子育て支援や子どものための施設が充実しているのもポイントですね。移住直後からずっとお世話になっている保育園は初めて見た時、その広さと建物の素敵さに驚きました。同世代のファミリーが想像以上に多くて、家族ぐるみで付き合える友だちがたくさんできたのも、富加町を選んでよかったと思うことのひとつです。(奥様)
移住した先でどんな生活をしたいのか、家族で話し合うことが大切。軸をきちんと定めておくことで、移住候補地を下見した際に、合うか合わないかの判断がしやすくなると思います。そして、土地や住まいといった物件は「ご縁」のものなので、焦らずじっくり探すといいかもしれません。不思議なもので、運命の場所には「ここだ!」というひらめきが降りてくるんですよね。
「自然を身近に感じながら暮らしたいけれど、通勤や買い物、子育てなどの面で、ある程度の便利さは必要」。そう考える人にとって、富加町は絶好の場所です。ぜひ一度、足を運んでみてください!(ご主人)